歯周病

歯周病 歯周病の進行段階は、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周病→中程度歯周病→重度歯周病」という四段階に分けられます。

歯周病は10代から少しずつ進行していき、自覚症状がでる30代の頃にはもはや歯肉炎・歯周病になっています。 虫歯と違いほとんど痛みがなく、「歯肉から血が出る」といった自覚症状がある頃にはかなり悪化していて、抜歯せざるをえない状態に陥ってしまいます。 ついつい放っておいて歯周病が悪化し、抜歯してしまうと多くの障害が出てきます。”自分の歯がほとんどない”ということにならないよう、日頃から歯周病の予防を心掛けることが大切です。

歯周病を予防するためには

◆毎日のブラッシング
正しいブラッシング方法で毎日丁寧に歯垢を取り除きましょう。
◆定期検診
歯垢を放っておくと、日常のブラッシングでは取れない歯石になってしまいます。半年に1・2回は定期検診に行き、歯石除去と歯の健康チェックをしてもらいましょう。
◆早めの診療
歯周病は、現在はかなり悪化しても、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくてもすむケースが多くなってきました。少しでも自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に診察を受けましょう。

皆様の役割・歯科医院の役割

皆様の役割・歯科医院の役割

歯周病など口腔内慢性感染症が関わる全身性疾患

オーラルヘルスと全身の健康〜(2011年改訂版より)

オーラルヘルスと全身の健康〜(2011年改訂版より)